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ホームページにおけるキービジュアルの重要性

はじめに

ホームページのトップページ最上部にある大きな画像のことをキービジュアルといいます。

この記事ではキービジュアルと、そこに添えたキャッチコピーがホームページにとって重要であるかについて解説します。

ホームページのキービジュアルとは?

ウェブに限らず紙、動画など様々な媒体において、核となる写真やグラフィックなどをキービジュアルと呼び、一番目立つところに大きく配置されます。

コンセプトを可視化することで、イメージの核となるビジュアルをつくり出します。伝えたいことや世界観を一見して伝わるようにするためです。

ウェブサイトでは多くの場合、ロゴやシンボルマーク、イメージフォト、キャッチコピーなどを組み合わせて作られています。また、新しくキービジュアルを作成する場合は、それまでのイメージを壊すことなく、新しい魅力や価値をイメージできることが求められます。

実際、ECサイトでは主力となる商品画像やサービス名がキービジュアルに使われていたり、映画やアニメの公式サイトではメインキャラクターが使用されたりしているのを見た経験は多くの方がお持ちではないでしょうか。

ホームページにとってキービジュアルはどれくらい重要?

検索サイトを利用して調べもの、探し物をして、ホームページを訪問する際、多くのケースでそのホームページの下層ページへたどり着きます。つまり、サイト訪問者がそのホームページを訪れる際の入り口ページはトップページではないことが多くなっています。しかし、依然としてトップページは今でもそのホームページにおいて最も閲覧回数の多いページの一つとなっています。これは会社名による指名検索、外部のポータルサイトからの流入もありますが、そのことに加え、検索で下層ページにたどり着き、コンテンツを読んだ後、その会社は何をやっているのか、調べたりする時にもトップページを確認で見に行くためです。

そのため、ホームページのキービジュアルは、今後もその会社や店舗の顔という位置づけであることは変わりません。

そうなると、見る人をひきつけるデザインであり、必要とされている情報がどこにあるかを、わかりやすい形に表示されていることが重要になります。

たとえば、古めかしい見た目や、興味の湧かないデザインであれば、会社そのものに興味をもたれません。

また、トップページからの訪問者にとって、すでにその会社のことを良く知っているユーザーであれば、そのホームページを閲覧するかもしれません。しかし、たまたま訪れただけのユーザーであれば、メインビジュアルのデザインの魅力と情報のわかりやすさがなければ、サービス利用や商品購入など、ビジネス上の成果にはたどり着かないでしょう。マーケティング用語で言うところの直帰率(そのページだけ見て離脱してしまう割合)やその後のコンバージョン率の低下を招いてしまいます。

このようなことから、サイト制作において、メインビジュアルは重要と言えます。

いくらメインビジュアルの下のコンテンツが良質であっても、メインビジュアルで自分のイメージに合わないと思われてしまっては、その後のコンテンツを読んでもらうことすらできないのです。

具体的にどのようなメインビジュアルにしたら良いのでしょうか?

メインビジュアルで多くのコンバージョンを得るために必要なことは直帰率をいかに低くするかです。そのためには「発言力・インパクト・デザイン性」を兼ね備えたメインビジュアルを作り、出来る限り直帰率を低くすることが重要になります。

具体的にはどうしたらいいのでしょうか?

それにはどんなターゲット層にどんな行動をとってもらいたいかを明確にすることです。

それをもとに、ひと目で伝わってくるようなメインビジュアルにするとターゲットのサイト訪問者が興味、共感を持ちやすく、直帰率を下げることにもつながります。

それ以外にも手法は様々ありますが、きれいない画像を使うこと、シンプルですがこれが最も基本的で有効な方法です。

インパクトの必要性や求められる強さは商材により異なります。法人向けかコンシューマー向けか、機能・性能訴求かイメージ訴求かなどによっても異なります。ただ、どのホームページもキービジュアルがサイト訪問者の目に留まる可能性は高く、この部分へどういった内容が入っているかによって、ホームページ全体のイメージが変わってきます。それだけ全体に影響を与えるものであるため、画素数の大きなキレイな画像を使うことが重要と言えます。

表示するサイズも重要で、横一面に大きく画像を入れた場合と、ページ横幅の40%、60%などで画像を配置するのでは大きく異なります。

引いた画像とアップの画像もインパクト、躍動感など違ってきます。

対象物も自然と、風景、ビル群、人物などでやはり、印象は変わります。色々と試してみてください。

画像の選定や加工はすべてを自社で行う方法もありますが、制作会社にアドバイスをもらいながら進めた方が良い効果を生む可能性が高いと言えます。こちらも合わせてご検討ください。

まとめ

この記事ではホームページでキービジュアルの重要性について解説しました。キービジュアルによってホームページを読み進んでくれるかどうか、そして、商品購入やサービス利用につながるかどうかに大きく関わってきます。制作会社など専門家の意見を取り入れながら選定を行いましょう。

合同会社中丸屋ではホームページ制作をおこなっています。これまで多数のホームページ制作、そしてキービジュアル選定の経験もございます。どのようなキービジュアルにしようか迷われたり、悩まれたりされた場合は気軽にご連絡ください。相談だけでも大歓迎です。

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